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■ SHARP書院 WD−2052018. 4.24

【写真】WD−205(平成16年撮影)
 電源は単一乾電池4本。文書保存はカセットテープ。
 当時、高校2年生だった頃、昭和60年10月28日、8ビットパソコンを購入した同学年の友人、別のファミコンを買ってゲームにはまっていた話など、マイコン仕掛けの電子機器が、手に入るようになった頃。これからはパソコンの時代になる、きれいな字を書ける機械を欲しいと、親が奮発して買ってもらった機器が、写真の書院と、シャープ8ビットパソコンMZ−1500だった。

 本当はワープロだけを欲しかった。CRT付きのワープロが40万円するから、安いこちらがいいとなったのが、この書院になった経緯。それでもメーカー希望小売価格は、108,000円する代物であった。
 真っ先に電源を入れ、ひらがなを適当に入れて印字させた。プリントアウトされた、明朝体24ドットフォントをみて、すごいという鮮明な記憶が残っている。

 コストダウンかつ小型化した商品、電子タイプライタに近い性能で、あれもできません。これもできません。が多かった。持ち運びが楽で、特に英語の授業用に多用した。和文モードと、英文モードがあり後者を使った。このモードにすると日本語入力が出来なくなった。

 英語の教科書をノートに写し、それを元に意味などを書いていく授業であった。英文タイプライタで手紙を書いて、最後は自書で署名する単元を何度かお目にかかったから、使おうというのがその動機。
 このワープロは、はがきの印字がプリンタの力が弱かったのためか、難しかった。ただ、書道用半紙できれいに印字できる特徴を見つけ、入力、印字させ糊で貼り付けた。
 英語の先生からは、タイプ入力していると、褒められた。ワープロを使って、書き写す作業を、苦行から楽しく出来た。肝心の成績は芳しくなかった。古文の授業では先生が激怒してしまい、書き直しを命じられた。

 漢文の授業、世界史の授業は、内蔵フォントがJIS第1水準のみだったため、外字で対応させていた。10文字のみの登録だったので、よく使う漢字は、印刷所でゴム印を注文した。ワープロのフォント10.5ポイントが、活字の号数、5号活字と同じはこのときに知った。

 勉強以外にも、部活動の部員の名簿に、友人には、名刺もどきを作ったり、試合の対戦の記録表を作ったり、十分活用した。
 高校卒業して就職しても、文書作成に時々使い、仕事に私用に5年使い、他の機種を買ってからは、保存不要の文書のみの作成になり、平成4年まで使った。

 今も実家に探せばあるとおもう。電池の漏液のため、電池端子が錆びていた。