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ナチュフェイス
産業遺産に登録をめざす会

37セグメントディスプレイは
あだ花だったのか?シチズン。




 シチズンが1998年頃に発売した電卓。まず量販店で2980円で購入したDM*690のディスプレイをよくご覧いただこう。
 
 

  何かが違う。電卓の液晶の見慣れた《日》の字7セグメント表示とは異なる、算用数字に似た表示。ドットマトリクスでもないこの数字。一体これはなんなのか拡大したのが下の写真。



 

 左が7セグメント。右が件のシチズンのディスプレイ。37にわかれたパーツを組み合わせて数字を作る。

 
このように
ドットマトリクスでもよさそうな表示

   37の部品にする発想をどこで、思いつき商品化に至ったのか。
 世界初とうたってナチュフェイスというブランドまで作ったシチズン。数字の読みやすさを追求したシチズンの一つの回答である。すばらしい。侮れないシチズン電卓。
 大手他社とは違ったコンセプトを持ち、12桁デスクタイプ電卓は独立2メモリを搭載するなど個性も癖も強いこのナチュフェイスをこのまま埋没するのはもったいな過ぎる。
そこで!
 ナチュフェイスを作った技術をたたえ。後世に伝え、最近元気がないシチズン電卓に喝!を入れるために。本会を立ち上げる。所有者の方、デッドストックがあるとの情報を、

ここまで送ってほしい。

 

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