《指令》
身近な食品の80kcalの分量を
調べ上げよ(1)

 久々の指令である。身近な食品の80キロカロリーの分量を調べ上げよ。
 大食漢のボスもいよいよダイエットを考えたのか。さて、余計なことを考えないで任務を遂行しよう。

 なぜ、80キロカロリーなのか。100でもよかったのに中途半端な数字だなと思いきや、実は糖尿病の食事の時の1単位の熱量だったのだ。
 ご存じの通り、糖尿病は生活習慣病の代表選手。膵臓のインシュリンが足りなくなって、血液中は糖だらけ、血液は腎臓で老廃物を尿とするから、糖が体外に排泄される。簡単に言えばそうだが、放っておくと、体に悪いことをするから厄介だ。

 糖尿病にかかったら、食事制限。以前は、あれは食べてはいけないこれはダメだという印象だが、1日の既定熱量(例えば1600キロカロリー)の範囲内なら何でも食べてよいようだ。といっても、偏ってはいけない。

 さて、何の食品から始めようかと、考えていたら、ちょうどコーラがあった。スカッとさわやかで有名な誰でも知っている飲み物である。
 どこでも見かける、500ミリリットルのコーラ。今日はこれから、始めてみよう。

 コーラ(ここではコカ・コーラ(商標名))のラベルに、栄養成分表示と書いてある。

 それによると、100ミリリットルあたりで、

 熱   量:45キロカロリー
 タンパク質: 0グラム
 脂   質: 0グラム
 炭水化物 :11.3グラム
 ナトリウム:0〜7ミリグラム

 と表示されている。これ1本で、225キロカロリーと、炭水化物(糖)が56.5グラムになるわけだ。

 グラフにしてみたが、水と砂糖とあとコカコーラの香りとカフェインだけで、このような具合になる。

 相当な糖分が含まれていることが分かる。

 さて、このコーラを1単位つまり80キロカロリーだけ飲んでよいと言われたらどれくらいの分量になるだろうか。

 単純計算すると、約178ミリリットル。
 

 

 1合入るカップ酒の容器でちょうど80キロカロリーである。左の写真がだいたいの分量。

 大量に汗をかいて、十分な運動か労働をしたときには、全部飲んでもそう影響はない。あの、清涼感が何とも言えない。

 ペットボトルは飲みやすく、ついつい1本空けてしまうことはよくある。しかし、飲み過ぎは糖分の過剰摂取につながり、肥満から生活習慣病につながる。

 昔から、腹八分目とはよくいったものだ。余談になるが、ボスの学生時代の友人は無類のコーラ好き。1.5リットルを毎日空けていたそうだ。ちなみに、熱量は675キロカロリー。炭水化物は、169.5グラムである。よく体調を崩さなかったと感心する。

 

任務終了