【長崎電気軌道】さようなら2001号引退運行

 長崎電気軌道2000形のうち、2001号が平成26年3月30日を持って引退しました。同年2月20日、長崎電気軌道facebookページに明らかにされ、当日は9:30〜9:50まで車庫内で撮影会が行われ、マスコミ報道もされました。
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【写真】NHK長崎お昼のローカルニュース
平成26年 3月30日放送分
 さようなら運行は、往路:3号系統 浦上車庫〜蛍茶屋。復路:2号系統 蛍茶屋〜大波止経由〜浦上車庫で、午前午後の2往復運行されました。午後1回目の運行に乗車しました。
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【写真】浦上車庫から出発準備をする2001号
 
 車内には、運行開始日の花束贈呈、2001号と2002号(平成22年引退)の勇姿、長崎駅前を走る車輌の写真が、車内の広告吊りに展示されていました。
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【写真】運行開始日の記念写真 
 当時は軽快電車と呼ばれ、ローレル賞も受賞した車輌。
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【写真】ローレル賞銘板と運転席
 同社のfacebookページによれば、引退理由として、《他の車両と構造が異なる点が多く、メンテナンス面では難しい車両でした。そのため、他の保守整備に集中するため2001号車の引退が決まりました。(平成260220)》としています。
 最終運行日は、たくさんの鉄道ファンがレンズを向け、ラストランの姿を収めていました。長崎電気軌道の2000形はすべて引退となりました。長い間、たくさんの人の思い出を運び続け、大水害の被害を切り抜け、34年間ご苦労様でした。
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取材日:平成26年(2014) 3月30日
作成日:平成26年(2014) 3月30日