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2011-10-27

【電子メモ】シャープPA-300D 電卓20周年記念モデル

 昭和50年代終わりから電卓は薄型・高機能化を標榜していく。この中で電卓20周年記念モデルと思われる電子メモ・ポケットデータベース《PA-300D》を紹介する。

 手帳型タイプで表紙も高級感あふれている。20周年記念モデルの理由は、20デザインしたシールを貼っていることで判断される。記憶の範囲だが、もう一つ卓上カレンダー型のモデルもあった。(型番不詳)


■20周年記念ロゴ

 電子メモは、カナ・アルファベット・数字のみの電話帳から、漢字が扱える電子手帳へ進化し、ケータイの電話帳機能に吸収された。この当時は電卓を高機能化する流れの一つである。

 このタイプは次にカード電卓型に形を変え、シャープは《電子カナメモ》という名称でたくさんのモデルが出た。スケジュール管理を皮切りにそれ時計を付け連動させ、表示行数を増やし、漢字まで扱えるとバリエーションに富んでいた。

 入力方式は、カナ文字はローマ字入力。濁点・半濁点は専用のキーを押し、アルファベットは、刻印されているキーを押す。B~Zと書いているキーは、直接刻印されている以外の文字を入れる。数字はそのままテンキーを押す。

 このローマ字の入力法はキーレイアウトを変えて、その後のシャープ電子手帳の入力方式となった。

 記録できるメモは、TEL=電話帳 DATA=数字メモ CAL=電卓である。データを登録する場合は、スライドスイッチ書込検索・表示する場合は、読出にスイッチを入れる。それぞれのモード画面を示す。

【電話帳】



【データ】



【電卓】



 画面構成は、5×7ドットマトリクス12桁×2行。電卓は10桁1メモリ。1行目は項目名・名前等。2行目は数字表示領域になっている。
 記憶容量は、ユーザエリア1856バイト。1レコードあたり、1行目80文字。2行目数字80桁。

 貴重なマシンなので大切に保管して行こうと考えている。