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2011-12-18

【お笑い芸人】よしもと住みます芸人とメジャー芸人との違いはなんだろう。

 地上波デジタルテレビ放送は、スポーツ中継・興行が減り、お笑い芸人らのスタジオトークにどお手軽・軽薄短小な番組、サプリメント通販番組に《充満》かつ《占領》されている。
 極端に言えば《陳腐化・硬直化》。若い世代はポケットに移動体通信。回線網につないで好きな時に好みの情報を得る便利な手段に、テレビなど簡単に見捨てられよう。
 日刊NANZO取り上げた《よしもと住みます芸人》ユーストリーム経由の放送《YNN》笑いで《日本を明るく》吉本興業号令の下、毎日定時放送されている。東日本大震災の絡みと容易に推察できる企画。これで小泉構造改革以降《疲弊》した地方《カンフル剤》となり得るか動向を見守りたい。

 芸人・お笑いファンには悪いが、この芸人たち、冠番組などの《表舞台》への露出が芳しくないと思える芸人たち。地元密着と名を変えた《ドサ回り》と感じる。人気が出れば、「そのうち中央へ登用してやるよ」企画ができるのもインターネットの恩恵だ。

 面白いとブラウン管に登場して一世風靡する芸人と、YNNでの定時放送される芸人との《面白さ》の違いはなんだろうか。

■お客さまの明るくする力の違い
 勢いと言われる力。これが違う。お客さまと一体化して、どの時点で笑い、興味を引かせるかの間のとり方が絶妙である。間が空きすぎると冗長に感じ、この芸人は面白いの感覚が消失する。単調な話を続けたり、愚痴話ではまたかとなる。
 一発芸も多用せず、ここぞという場所もわきまえている。現在の一発芸が飽きられたあと、次のネタを準備した上に、いつでもだせるよう、芸を磨き精進している。この精進の積極性が記憶と記録に残っていく。よしもと住みます芸人には、地方に骨を埋めますとというより、そこに吉本から放出されたという投げやりな表情が伺えて仕方がない。
■ラジオ番組リスナーとパーソナリティのやり取りを参考に
 YNN定時放送の場合、視聴者から寄せられるTwitterのツィートを読んで一体感を得ようとするのはラジオ番組でよく取られるパーソナリティと聴取者と結ぶ手法。ネット以前は、はがき・手紙を読んで盛り上がっていた。しかし、これに芸人が頼っていては面白みが減る。ましてや、視聴者のリクエスト(たとえ難題でも)に《No!》一言は、不躾の評価となる。周囲に恥をかかされたと印象づける場合もある。早い話、サービス精神が不足しているのだ。
 ラジオ番組(例:NHKラジオ深夜便・リクエスト番組)の番組進行を大いに参考にして冗長さなし、面白さ満載を構成して欲しい。笑わせる芸を持っていても、半減するのだ。毎日定時でする辛さもあるが、笑いの道を選んだのなら、笑いでお客さまを幸せにするはいかようかを追求してもらいたい。
■地方活動こそ学習を
 天性の芸能人・芸人の才能と周囲に言わしめても、実は影で努力している。おバカなようにしていても、実はかなりの《勉強家》と言える。ブラウン管に出続けている芸人は、時事などの情報収集を怠らないと思える。だから漫才にしても飽きず愛されていく。
 常用漢字を使った漢語を読める
のは最低限の芸人の常識だ。読めないとツィートを読めずに双方向の楽しみが半減する。ネットのフォントよりまず活字を読めと主張したい。地方に活動拠点をしたのなら地方の歴史・風土・風習を徹底的に頭に叩きこんでほしい。