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2009-08-08

トンカチ・エディター説明書


   株式会社アイ・ツー(同名の会社が検索エンジンで表示されるが関連はないと思われる)が昭和62年7月30日の日付があるこの説明書。ファミコンディスクシステム専用のソフトだ。ただし、ディスクは任天堂純正のディスクカード(クィックディスク)ではないのが使われているので、任天堂のライセンスなしで販売されていたものだ。

 この会社から発売されていたユーティリティソフトは3種類確認されている。
・トンカチ・エディター・・・逆アセンブラ・バイナリエディタ
・子育てゴッコ・・・・・・・ディスクコピーソフト(原本以外はほとんどのディスクゲームが複写可能)
・ジンゴロー・・・・・・・・ドット画エディタ

 すべて任天堂非ライセンス品である。そのためディスクシステムを起動しゲームスタート前に表示される《許諾画面》(英文)は省略されている。

 紹介したソフトのディスクは所有しているが如何せん肝心のマシンが故障して使えない。ベルトを変えれば何とかなりそうだが、すでに任天堂は修理は終了していてそれをネットで探すしかないだろう。

  これが豪華マニュアル(外箱に書いてある)の目次である。いきなり機械語のそれもファミコンに使われているモステクノロジー社CPU6502の互換チップリコーRP2A03(Wikipeadia記事) の話から始まる。当時、16進数などわからなかった私にとっては高い敷居に阻まれた。説明書はディスク版のスーパーマリオブラザースを解析してみるという例を挙げて進められている。

 数少ない技術情報であるが、機械語は敷居が高かったのと、周囲にコンピュータに詳しい人がいなかったので、機械語で改造は半ばあきらめたが、そのほかの使い道に大いに役立だった。

使い道1 セーブデータを改造
 今で言うチートというものだろうか。セーブファイルの数字を書き換え、セーブしてゲームを走行。主にゼルダの伝説のGAME OVERの回数を0に変更。
・使い道2 文字コード解析
 ゲームはASCII/JIS1バイトコードで作られていない(メモリ節約の賜か)ため、アドベンチャーゲームの文字コードを解析して、こっそり一部を書き換え。(ファミコン探偵倶楽部1,2の文字コードはひらがながASCIIの数字英字またはコントロールコードに設定。(英字はABまたはイニシャルのみ)ふぁみこん昔話新鬼ヶ島は、カナコードを1つずつシフトして設定されていた)
・使い道3 ディスクコピー
 取扱説明書にも1ファイルずつ書き込んでいく方法でディスクコピーができた。ただし、ファイルが数十あるゲームはしんどかった。

 ともかく、このソフトのおかげでコンピュータに大いに関心を持ったきっかけにはなった。

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