日本版RPNもどき電卓を考えてみる。
写真はカシオNUー10。1990年代中頃に《学習用電卓》として売られていた電卓。8桁1独立メモリ、単四乾電池2本で駆動する。
この電卓の売りは、7セグメント表示で通常表示の分数計算ができる。下4桁に7セグメント2行配置して、その間をーで表示するして達成する。
分数の入力には、「と」「分の」をキーを使う。日本語の読み方通りに2分の1なら、「2」「分の」「1」を押して入力する。帯分数も日本語の読み通りに入力する。
これを応用して、日本版RPNもどき電卓はできないだろうかと思いついた。キーを、
「と(に)」「さらに」キーを作って日本語通りに計算ができたらおもしろい。
(例)
1+2=3 「1」「と」「2」「+」
1+2ー3=0 「1」「と」「2」「さらに」3「ー」
※「さらに」キーは省略しても同じ結果がでるようにする。あくまでも日本語通りにわかりやすくする目的。
(1+2)×3=9 「1」「と」「2」「+」「さらに」「3」「×」
RPN電卓、逆ポーランド記法とは若干異なるとしても、学習用に日本語通りに入力できる電卓があれば計算が苦手な小学生も減ると思われる。