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2011-02-14

【ワープロ専用機】中古整備済専用機を買うより、中古PCを買おう。

 平成12年に相次いでワープロ専用機が製造中止になった。WindowsPC・インターネット・電子メールの普及。それに、ワード・エクセルなどのオフィス製品の登場で、ワープロ専用機との境界が重複してしまった。

 電源ONですぐに使え、プリンタもついていて、簡単な文章・文書なら、それを使うのが勝手がよい。それは製造中止10年以内のお話。
 PCになれない世代、ワープロ専用機がよかった人々がいたからこそ、中古マシンを欲しがる人々がいまだにいて《需要》がある理由で、中古販売専門業者のネット広告を見ると、整備済みで数万円。

 ワープロ専用機の消耗品について言えば、感熱紙は今後も製造は続けて入手は容易。インクリボンに至っては入手困難になりつつある。FDは製造を中止したメーカーも出始め、今後引き続き安定した運用の見通しがない。

 中古PC。特にノートブックタイプは数千円から1万円台で、十分使えるモデルが増えた。オフィス製品は、MS製がノンイントールでも、無料のMSオフィス互換ソフト(OpenOffice)をダウンロードすれば、申し分なく使える。
 PCの使い道は、ネット・文書作成・表計算・それにゲームが主であるならば、最新式のハイスペックでなくとも型落ちの中古のXPマシンで十分。1万円台で入手できて、ワープロ専用機より活用範囲が広い。

 ワープロ専用機が使用不能になる前に、PCの操作のイロハを今から覚えておこう。壊れたからといって数万円の整備済ワープロ専用機を購入しては、お金の無駄である。

 いまだにワープロ専用機を使っている私ではあるが、メインはPC。簡単な文書を作成して終わりなら長年使ってきたワープロ専用機と使い分けている。今のところPC9対ワープロ1の割合。じきに9.5対0.5になりつつある。

 現在使っているワープロ専用機の機器が故障し、消耗品が製造中止になった時点で、中古整備済のそれは買うつもりはない。
 ワープロ専用機に固執している人は今のうちからPCのイロハを習得しておこう。21世紀も10年経って、文書作成はPCで行うものが当然となっている。