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2009-08-15

ワープロ外部記憶装置【RAMメモリ】

 写真は頂き物で、押入でひっそり眠っていたカシオのワープロHW-800JS(製造年は1980年代後半)です。




 B4サイズまで対応。24ドット明朝体印字。約4000~5000字の本体記憶容量。  ワイドな液晶画面ですが、じつはこれ1行表示のワープロです。
 入力編集の24ドット文字表示部分が18桁×1行。8ドットの縮小表示が5行(50桁まで表示)ドットで構成された最大50桁×60行のレイアウト表示です。8ビットCPU(Z80かその互換CPU)を使っています。
 作成した文章は、RAMメモリに保存。(オフションで外付FDD)対応する他の同社製のワープロとの互換は不明です。記憶容量が4キロバイト。カタログによれば8キロバイトもあったようです。

 当時はこれで8000円する代物で、今のように2ギガバイトのメモリカードが1000円程度で投げ売りされているとは隔世の感があります。
 このメモリを使った初期のワープロには、このRAMメモリを使って文書拡張機能があり、編集容量を増設しましたが、如何せん文書が保存できませんでした。
 この他にカシオワードはカード型の16キロバイトのRAMメモリもあり、PDA程度の大きさの小型ワープロ(ポケットワード)と、同社製のワープロとの文書のやりとり、ポータブルワープロのスキャナ読みとり保存用メモリにも使われていました。

 

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