【カシオ】MW−100T
4月からの消費税8%、引き上げに対応した電卓。カシオとキヤノンが出している。カシオMW-100Tが980円で入手できた。早速、動作させた。
税率1キー 8%
税率2キー 5%
がプリセットされている。
(各税率の使い方)
税率キーを押し、表示を確認して、数値を入力した後、税込み、税抜きキーを押す。
(説明書に未記載の使い方)
・任意の金額における、8%と5%の差額の求め方。
(例題)10,000円の8%の5%の差額を求めよ。
1)AC
2)税率1
3)10000
4)税込
5)-
6)税抜
7)税率2
8)税込
9)=
答え:300円。
メモリキーを用いる方法は、
8%の数値をM+に入れ、税抜を押し、税率2のキーを押したあと、税込キーを押し、5%の数値出してからをM-、MRCキーを押せば、同じ結果はでる。この手続きを、一つにまとめた電卓がキヤノンから販売されている。
こちらは、数値を入力後、
1)税率1(5%),税率2(8%)をそれぞれ押し、税込差額を押す。
2)そのまま税込差額を押す。
のいずれかで、答えが出る仕組みである。2)の操作は、キヤノンのウェブサイトによれば、特許出願中が印されている。
このキーは、数値×(1+税率1)-数値×(1+税率2)の式が内蔵している。これだと数値を入れるだけで、一発で求まる。
なお、5%,8%の税額の差額だけ求めたいときは、次の操作をすれば良い。
金額×3%
これで求まる。式は、数値×(税率1-税率2)。例題は、それぞれの税込価格を確認するときに用いる。