この事件も裁判員制度対象です。中央大学教授刺殺事件
日刊NANZOより
http://plaza.rakuten.co.jp/nikkannaozo/diary/200905220003/
【写真】報道ステーション 5月22日放送分
中央大学教授刺殺事件。被疑者は卒業生だったとセンセーショナルな報道。新型インフルエンザで飽き飽きしていたゴシップ好きには言葉は悪いが一服の《清涼剤》になったようだ。 最近のメディアは、車輌内部が見えないようにガラスに黒い膜を貼っているのにわざわざそれが見えるようなフィルタをつけて被疑者を大写ししている。そこまでして撮影する理由はなんぞやだ。 この報道、卒業アルバム・文集の大公開という従来スタイルのそれではなかった。21日から開始された裁判員制度をかなり意識した作りになっている。だが、こういう場面は改善はされていない。
被疑者の同級生を追いかけ回し、いかに彼が凶暴性満点、いつ事件を起こしてもOKだったと印象づける作りは健在である。これが裁判員にどのような《予断》を与えるのか、公判が開始されたら注目していきたい。 裁判員制度に疑問を持っていたメディアが、とりあえず、意味もなく、ゴシップを満足させるだけの、卒業アルバム・文集の場面が減ったことは評価できよう。今後は、容疑者ではなく、被疑者という表現に改めるように望む。
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