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2012-03-24

【百電】置数訂正

 ダイソー百円電卓のラインナップに、No.47が登場。メタリック調。製造はもちろんメードインチャイナ。

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【写真】ダイソー No.47電卓
 初期の100円電卓のタイプを踏襲している。作りも押し具合も。電池のふたに《単3電池1個使用》は、日本向けに作られたと思われる。
 この電卓。8桁のありふれた電卓と思いきや、《置数訂正》が未装備だ。CE、CIまたはCと刻印されたキーである。

 1足す2と操作するときに、2を3と押してしまったときに訂正するためのキーだ。これは肝心な機能で操作性が格段に違う。写真の電卓の場合は、置数訂正が生じた場合すべてご破算にする羽目になる。

 あるブログでは、MR(メモリーリコール)で代用するとの解決策があった。実際に行ったところ、メモリに数字が入っていても置数訂正機能は有効である。メモリから数値が呼び出された時点で、被演算値を取り消して未確定状態になると考えられる。そのため、数字キーを押した時点で、その数値もキャンセルされ、結果、置数訂正機能と同じ状態に結果になる。

 工夫すればある程度、または同等の機能が得られるとの見本になった。100円電卓またはメーカー品の電卓の潜在能力を引き出す方法を考えていきたい。