【カシオ】プログラム関数電卓 Locate
BASIC言語ではおなじみの、文字を任意の行と桁から表示させる命令《Locate》。fx-5800Pにもこの命令を持っています。
この電卓は、16桁×4行の表示枠。桁をX、行をYとすると、命令書式は、
Locate X,Y,”文字列”または変数
注意する主な点は、文字列がはみ出るとエラー(Argument ERROR)になります。
X,Yの部分にも変数が使えます。例えば、Locate 変数,変数,”文字列”の記述も可能です。
表示位置のX,Yに数式を入れられる点を利用して、整数の乱数を5回発生させ、間隔を開けて表示させるプログラムを考えました。
【プログラムリスト】
Lbl 0
2→J
5→I
Lbl 1
RanInt#(0,9)→A;整数0~9乱数発生
J+2→J ;桁位置を2ずつすらす
Locate J,2,A
Dsz I ;減算カウンタ 0になれば次の処理
Goto 1
Locate 1,3," "▲ ;繰り返し操作時に発生する行ずれ防止の空白表示
Goto 0
これは、応用として、ポーカーもどきで遊ぶのもおもしろい。こういう役を決めてそれぞれ表示させて遊びます。
(役の例)
・同じ数字が2~5つ出現。
・12345等の数字が出現。
出力した数字を並べ替える処理も考えられる。そこは、みなさんの工夫と言うことにしておきましょう。