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2014-02-27

【カシオ】プログラム関数電卓 Locate

 BASIC言語ではおなじみの、文字を任意の行と桁から表示させる命令《Locate》。fx-5800Pにもこの命令を持っています。
 この電卓は、16桁×4行の表示枠。桁をX、行をYとすると、命令書式は、
 Locate X,Y,”文字列”または変数
 注意する主な点は、文字列がはみ出るとエラー(Argument ERROR)になります。
 X,Yの部分にも変数が使えます。例えば、Locate 変数,変数,”文字列”の記述も可能です。
Fig1

 表示位置のX,Yに数式を入れられる点を利用して、整数の乱数を5回発生させ、間隔を開けて表示させるプログラムを考えました。
Fig2 Fig3
Fig4

【プログラムリスト】
Lbl 0
2→J
5→I
Lbl 1
RanInt#(0,9)→A;整数0~9乱数発生
J+2→J     ;桁位置を2ずつすらす
Locate J,2,A    
Dsz I      ;減算カウンタ 0になれば次の処理
Goto 1
Locate 1,3," "▲ ;繰り返し操作時に発生する行ずれ防止の空白表示
Goto 0

 これは、応用として、ポーカーもどきで遊ぶのもおもしろい。こういう役を決めてそれぞれ表示させて遊びます。

(役の例)
 ・同じ数字が2~5つ出現。
 ・12345等の数字が出現。

 出力した数字を並べ替える処理も考えられる。そこは、みなさんの工夫と言うことにしておきましょう。