【地デジ】移行1か月〜今までの機器は
地デジ移行1か月以上が経過した。震災被災地の自治体以外は、アナログチューナーを積んだ受像機・録画機を用いて、テレビジョン放送を楽しめなくなった。
地デジ化が叫ばれ、テレビ受像機だけ買い換えれば準備万端だと誰もが思い込んでしまった。その点は総務省の周知方法の不備と言えよう。
では、これらのアナログチューナー内蔵のテレビ・ビデオをまだ使いたいという時には、どうしたらいいだろうか。
■地デジチューナーを買う。
数千円で販売チューナーを買ってきてテレビにビデオ入力する。テレビとつなぐケーブルは同梱されている場合が多い。
UHFが受信できるアンテナだとアンテナ線をそれにつなぐと映る。ただし、よく映るためのアンテナ位置調整、接続などが伴ってくるので、電器店に相談する。
テレビ放送を楽しむだけだとそれで完了。ではアナログチューナー内蔵の録画機はどうなるだろう。
ひとつの方法として地デジチューナーを録画機にビデオ入力する。これだと録画再生しない場合でも必ず録画機の電源を入れる必要がある。
予約録画はビデオ入力のチャンネルを指定して日付・時間を手動指定する。手間はかかるが録画できる。
■今までの機器で視聴するときの注意点
・画面の上下に黒い帯が出る。
アナログテレビは4対3、現行の地デジテレビは16対9での映像出力。ビデオ入力の場合、前者になる。故障ではなく規格上の問題。
・今までの媒体は再生可能か。
可能。レンタルDVDもブルーレイ規格でなければ大丈夫。
※注意
最新のブルーレイ規格のデッキでもDVD、CDは問題なく再生する。