【長崎電軌】低床路面電車位置情報《ドコネ》運用開始
長崎電気軌道の低床電車3000・5000系の運行情報《ドコネ》が携帯電話・スマートフォン向けに平成23年10月7日より提供された。写真は3000系の車両。
モバイル機器からアクセスするとこのような画面になる。
現在、低床電車は平成16年から導入した3000系3両、平成23年から導入の5000系1両が運行されている。
10月6日の記事でもあげたとおり《ドコネ》は長崎市LRTナビゲーション推進協議会が位置情報を皮切りに以下の情報を提供する予定である。
◎車椅子利用者は乗車意思を低床車に送信可能。
◎電停および電停周辺のバリアフリー情報。(段差・障碍(しょうがい)者トイレの場所等)
◎電停周辺の主要観光地情報。
イメージ化したのをウェブサイトから引用する。
http://www.naga-den.com/kikaku/rinzi/dokone.htm より引用
誰にでも快適な路面電車が実現すればこの上ない。機能している位置情報の実例を見ていこう。
【実例】
5000系が長崎大学前電停を通過。通過は9時11分。携帯電話の表示は、9時12分。30秒以上は1分切り上げて表示している模様。若干の時間差はあるものか、処理がこのようになっているのかは不明。今後も見ていきたい。
《◎車椅子利用者は乗車意思を低床車に送信可能。》が目指すところ、しかし長崎駅前電停を見れば、
車椅子利用者には乗りやすいと言いがたい。繰り返すが、長崎に新幹線を引くお金があるならば、観光客も多数利用する路面電車のバリアフリー化するのが最優先事項。新幹線はないと九州から取り残されると主張する長崎県。目の付け所がシャープではないようだ。