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2012-09-24

【電卓】普段使いで必要な機能とは。

 電卓、それより派生した電子辞書。前者は目新しい機能はデザイン性それに豊富な色彩に移り。後者は大容量・大画面・カラーそれに辞書の追加と高機能化している。
 普段使いの範囲で考えてみると、行き着く機種はこの2つとなる。

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 カシオの電卓の例を示す。まずは電卓から。
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【電卓】使う範囲はお金の計算。四則演算のみ。 
 写真はカシオユニバーサル電卓NU-8Aを示した。8桁の四則演算の電卓である。日常生活の計算といえば、お金の計算。ほとんどが加減算だ。消費税キー、%キーが必要ではと思うが。内税の場合足すだけ。外税でも×1.05の操作をすれば済むことである。メモリはお買いもの、家計簿を計算する範囲であってもなくてもよい。行き着くところは、四則演算のみの単純明快な電卓となる。
 40年前、カシオミニの設計は、電卓の個人所有。それもお金の計算が主目的と判断し、四則演算、6桁入力・表示と大胆に必要な機能だけを絞り込み成功した。事務用、技術計算が必要な時は別の機種を使えばよい。

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【電子辞書】小型・国語辞典と漢字の読みがわかるもの。
 本、新聞を読む。手紙を書く。メールを打つなど意味を調べるとき辞書を使う。大きな辞書より、小型の辞書。最近は携帯電話。スマートフォンなどの通信機器に内蔵されいる。それがあるから不必要だという人もいる。
 ただし、電子辞書を持ち込み可。通信機器はダメだという場面もある。その時に電子辞書がある。
 ジャパネットなどの通信販売などを見ていると、収録辞書の数、カラー化、音声も出力する高機能で便利と売り込む。そのような機種も魅力的で購買意欲にかられる。
 よく考えると、普段の生活で使う辞書は国語辞典で事足りる。
 写真は初期の電子辞書の一つJX-N20をあげた。簡単な意味を示した国語辞典と漢字を調べる漢字辞典それと電卓。文字入力はテンキー方式である。これだけあれば十分だ。
 電源を入れると優先して電卓が働く。それにポケットサイズだから実に便利である。

 電卓と電子辞書。高機能化を競うのもよい。ただ、必要な機能を絞り、操作も単純明快な機種も出して消費者の選択の幅を広げてはどうか。