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2010-11-18

【ワープロ専用機】RL-W450

 物置を整理中にNationalブランドのワープロ専用機が出てきた。《パナワード RL-W450》。1980年代の製品だと思われる。20年以上前学生だったころ、先生が使っていたのを記憶している。



 堅牢に作られかなり大きい。用紙はA4サイズまで対応している。この機種の特徴は、ペンを使ったタッチ入力方式文字手書き認識である。

 入力部の拡大図。文書作成に使う主な機能が、ペンタッチ文字入力が。そしてこの機種の最大の特徴、手書き認識入力中央部に配されている。
 手書き入力は付属の専用ペンを中央部の液晶画面に書いたあと、目的の文字種(漢字・ひらがな・かたかな)をタッチして認識する。認識は即座に行われ、一発表示もしくは、認識候補を表示する。認識表示が出たときは右部分の1~10と並んでいる区画をタッチする。なお、どうしても認識しない時は、漢字読みをタッチして左部分にあるひらがなをタッチして単漢字変換を行う。

 

文字認識部はこの他、レイアウト表示。確定文字の表示などのサブディスプレイの役目も果たす。メインディスプレイは40文字×2行の液晶表示。文字種はJIS第1水準までである。なお、単漢字変換のさい、候補を出力させると常用漢字以外だと思われる感じには◆の表示がされる。

 

文書保存カセットテープ。インターフェイス機器を接続してテープレコーダもしくは今はなきデータレコーダに録音する。印刷は熱転写方式プリンタ。おもしろいことにインクリボンカセットを外しての感熱紙印刷はできなかった。今となっては実用に使うのもと思われるが、時々電源を入れて往年のデジタル機器を楽しむ材料としよう。