戻る
■ 傍観者効果 2012.12. 6

 社会心理学という分野に《傍観者効果》というのがある。目の前に困った人がいるのに、みんな見ているのに誰も動こうとしない助けようとしない状況といえばわかりやすい。
 たとえば杖歩行者が写真のような駅などの公共施設で転倒していました。あなたはどう行動しますか。
 けがのためいまだにマヒが残り、歩行も難儀である。段差で足がとられて転倒することもままある。2度ほど経験した。
 幸い、ケガもなく、転倒箇所も直ちに身の危険を及ぼすところではなかった。とはいえ、立ち上がるためには前途多難になった。この状況、もしあなたが見たらどうしますか。
【事例1】店舗から歩道に出るときわずかな段差に足を取られ転倒してしまった。
 通行人は道路に寝ている変な人がいるという目で通過していった。近くに大学があったのだが、学生は知らぬ顔。お年寄りはものを言おうがいわまいかという動きをしていた。
 この時は、何とか自分で起きあがることに成功。杖と、建物の柱を使って立ち上がりに成功した。
【事例2】店舗内のエスカレータから降りた後、わずかな傾斜に足を取られて転倒してしまった。
 誰かが床に寝ていると傍観する人数人。この時は店員がすぐに駆けつけ、起こしてもらい立ち上がることができた。
 誰かが助けるだろう、ただ寝ているだろう、自分できるだろうと勝手に《だろう判断》をしてしまい、Wikipeadia《傍観者効果》の事例にあげられていた、夜中に女性が暴漢に襲われた、悲鳴を聞いているのに誰も通報しなかった、最悪の結果になってしまったにつながる。
 困った事態に陥った時にただ見ているだけでなく、誰かを呼ぶ、自分のみ助けられないときは通報するなど行動できるか、わが身に困った事態になった時、どうなるか想像力を働かせて、見殺しにしてしまったにならないように努めたい。