文字だけのブログの下書き日記。 |
■ 電卓を活用しよう | 2020.11.2 |
### 2020/11/02 ## 電卓を活用しよう 8 サインチェンジ +/-と刻印されたキーである。装備されていない電卓もある。機能は数値の正負を転換する。数値が正の場合、このキーを押すと、数値は負数になる。負数の場合に押すとその反対である普通の場合に押すとその反対である。装備されてなくても特に困ることはない。計算を工夫するか、中学数学で習った正負の数を思い出す。 もう一度おさらいしてみよう。 (計算規則) A 加減算(0を除く) - 正数+正数=正数 - 負数+負数=負数 - 負数+正数=負数または正数 - 正数−正数=正数または負数 - 負数−正数=負数または正数 - 負数−負数=負数または正数 (例) - 1+2=3 - (-2)+(-3)=(-5) - (-6)+12=6 - 5−6=(-1) - (-6)−5=(-1) - (-2)−(-3)=(-2)+3=1 B 乗除算(0を除く) - 正数×正数=正数 - 正数÷正数=正数 - 正数×負数=負数 - 正数÷負数=負数 - 負数×正数=負数 - 負数÷正数=負数 - 負数×負数=正数 - 負数÷負数=正数 (例) - 2×3=6 - 8÷4=2 - 2×(-3)=(-6) - 8÷(-4)=(-2) - (-2)×3=(-6) - (-8)÷2=(-4) - (-2)×(-3)=6 - (-8)÷(-2)=4 サインチェンジキーを用いて負数を入力する時は、先に数値を入力し、それからサインチェンジキーを押す。例えば、-2を入力する時は、2を先に入れサインチェンジキーを押すサインチェンジキーを押す。 サインチェンジキーが備わっていない、電卓をお持ちの方は、なくても困らないと述べた。先ほど示した計算規則で計算すれば良い。 負数同士の掛け算割り算については、正数で計算し、答えをマイナスすれば良い。加減算に至っては、例えば-12+5を電卓で計算する場合、順番を変え5-12計算すれば良い。足し算はマイナスとプラスを入れ替えると解決する。 負数同士の引き算は、計算規則であるとおり、負数+正数になる。例えば、-5から-3を引いた場合、-5から3を足したとことになり、順番を入れ替え、3から5引いた計算を行う。結果は-2になる。中学数学で最初のつまずきが、正負の数の計算である。 計算を工夫すると、サインチェンジキーは特に必要ではないが、では、どうしても普通を入力したい場合、どうしたらよいであろうか。 (問題8) サインチェンジキーを用いず、次の計算を行え。 (-2)×(-3) (操作) 計算前にMが消えていることを確認する。 3を入力し、M-を押す。メモリには-3が記憶される。 次に、0−2=×MRと操作する。数値入力後、メモリキーを押し、数値を入力すると、メモリキーを押す前に入力した数値は取り消される。従って0-2を実行するとよい。これで-2が入力できた。 メモリには、-3が入っている。×キーを押し、MRまたは、MRCキーを1回を押すと、-3が呼び出され、=を押すと6が表示される。 |