文字だけのブログの下書き日記。 |
■ EXキー | 2020.12.29 |
EXキーを再び考える 過去の日本製かつ日本メーカー電卓、中国電卓メーカーの一般電卓には、EXまたはRVキーがついています。RVキーは過去のCANON一般電卓の一部にありました。 最近の例では、ダイソーで販売されていたデスク型400円+税の製品についていました。 機能は、定数計算で固定された数値と現在入力された数値を交換(exchange)することです。 1+2と操作した場合、2が定数として固定されます。=キーを押す前にEXキーを押すと、2+1となり、1が定数として固定されます。 =を押したあと、EXキーを押すと何が定数に使われているか確認できます。EXキーを押して答えの3に戻すと、数値=と操作すると、2を定数とする加算ができます。 (例) 1+2 (表示2) EX (表示1) EX (表示2) = (表示3) EX (表示2) 2= (2+2が実行され4) EXキーは、定数と現在表示されている数値とも交換できます。1+2=の計算後、3を表示後、EXキーを押すと3が定数として固定されます。 (例) 1+2= (表示3) EX (表示2) 5= (3+5が実行され8) 機能は、定数と現在の数値の交換ですから、定数計算の仕様は変わりません。このキーがほとんど普及していないのは、需要がなかったと考えられます。 |