障害は神仏がお与えになった試練~Challenged
3月23日よりNHK総合で全盲の教師が教鞭をとるドラマ《チャレンジド》総集編を視聴する。残念ながら本編は見ていない。
教師役佐々木蔵之助氏の演技は、周囲の障害者へ対する無知・無理解・偏見から信頼を獲得していく軌跡は迫真を得、現場に立ち会っている感覚にとらわれた。
■NHK総合 チャレンジド総集編の一場面より
障害者を米語でchallengedと表記する。神が天から与えられた試練に挑むと劇中で説明していた。大修館書店ジーニアス英和辞典を引くと、disabledの遠回し語(婉曲表現)と掲載されている。障り、はばむではなく挑戦しているのだと。
障害も個性だと考えている私は、婉曲表現であるとしても、挑戦者いう言葉を当てたこの国は、今後どんな試練が訪れようとも栄えていくと感じた。
ドラマに戻ろう。
障害者理解へのテーマを描いた劇で見ても堅苦しくなく、お仕着せの感動もない。この手によくありがちな《障害者もがんばっている。だから君もよりがんばれ》ではおもしろみも主張も通らなかった。
ドラマを見て感動した。涙が出てきたで終わりでは物事の一事象だけを見たになる。
障害があってもなくても、周りやさしい仕組みを作ろう。機械に代替できないか研究しよう、偏見をなくすために啓発活動をしよう等と志をもって挑む人が出れば、制作者側の本望であろう。
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