2012-04-27

【特定保健用食品】キリンメッツコーラ

 コーラ飲料初の《トクホ》食品。《キリンメッツコーラ》。聞くところによれば売り上げも上々。
 購入して飲んでみたくなり、コンビニへ直行。

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 何がトクホかといえば、食物繊維《難消化性デキストリン》が1本5グラム入っている点。糖類0(厳密に全く0ではない)でカロリー極端に控えめ、5~15キロカロリーである。
 お味は、コカコーラゼロに飲み慣れている私には、ちょっと物足りなく、ペプシゼロよりは甘みがすっきり。要は、無難なところか。ライバルが売れ行きを見て、0カロリー飲料を増やしてくるか注目したい。

2012-02-06

【リハビリ】がんばれ、がんばっては健常者目線。

 不慮の事故にて負傷。障害が残り、今だリハビリで機能回復途上である。麻痺が残り、今後いかなる状況になるか医者にも分からない状況。

 病気または怪我で障害を負ってしまった時の会社の態度は一変する。最近、公文書などが《障害》《障がい》とかな書きするようになった。誰かが《害》の字は良くないと抗議したか、会合で声を大にして言った成果か。

 もともと《障碍》と書いていたものを、戦後の漢字制限で同音同義の《害》に書き換えた。《さわり、はばむもの》は字形を変えただけ。今更《がい》とかな書きしても、社会そして企業の《害をなすもの》視が消える、障害者福祉が充実、バリアフリーでみんなが優しく暮らせる環境になったろうか。

 現に、障害を負い麻痺が回復しない相手産業医は《一定数の企業は障害者を雇う義務はあるが、部署まで作って迎えることはしない会社の人事部に至っては《麻痺が100パーセント回復しないと会社復帰は認めない直属上司は《障害者も健常者と同じ能力で働け》〜とどのつまりは《障害者》は《生産力が出ない》者で《害》するものだから、《辞めろ》と言うものである。

 従業員10万人超える著名企業《障害者雇用》を《害虫》のように見ているのであれば、その他の企業のどんなものか自ずと分かる。好き好んで《障害》を得たのではない。雇用情勢が厳しい中、現役第一線で《会社のため》に働いてきた人は、《障害者》になった時点《害》の烙印を押され、社会の《底辺》への片道切符が用意されているのみだ。先天的に障害がある者の家族、本人への痛みなどは計り知れない。

 社会も企業も自己責任だ知ったことかだ。円高・ユーロ危機の不況の中、経済活動は弱肉強食、健常者がわざわざ支えてやっている感謝しろとの《冷たい目線》《無言の非難》が突き刺さる。

 極みがmixiなどのSNSでの露骨な《知的障害者》への蔑視投稿。健常者の憂さ晴らしの当然との空気が蔓延(まんえん)している。

 単純に《害》を《がい》と書き換えでみんなに優しい《ユニバーサルデザイン》《生活の質(QOL)》向上すれば歓迎。そうでなければ《まやかし》そのものだ。今の日本を見れば《上辺だけ》の優しさなのか。

 機能回復のために日々たゆまず《リハビリテーション》訓練を行う。出口はいつかの保証は未知数。劇的に回復していくのか、現状維持かは自身の《あきらめない》意思のみ。ここまででよし、もう無理だと割り切った時点で機能回復の伸びは止まると言う。耐えるところは耐え、現実を受け止めていくのがリハビリテーションのつらさである。麻痺で動かないから痛いからはその付随事項である。

 健常者は気楽に《がんばって》《がんばれ》と《励ましたつもり》になっている。機能回復が一進一退しているときは、がんばれと言われてもどうしようもないと、早く回復しないと底辺だぞという圧力を感じて焦り、心理的負担が回復を遅らせるか、止めるか、後退してしまうかの《選択肢》が待っている。
 深層には《こんなのにならなくて良かった》の心理、仲が悪い相手なら《バチが当たった》とほくそ笑む。このような意味も込めて健常者は《上から目線》で《がんばって》の大安売りができるのだ。極めつけの言葉は《かわいそう》である。

 かわいそうな人ががんばってはいない。障害者という立場になってみて、健常者の上から目線が哀れに見えてきた。どうか健常者の皆さん安易にがんばっての言葉をかけて励ましたつもり、ボランティアを少しだけ体験して気持ちが分かったふりの満足で終わってしまわず、どんな立場の人でも安心して暮らす方策、技術の構築が日本国発展へのヒントが埋もれていると気づいてもらいたい。

2010-03-13

病気で入院というと健康食品を勧める人々

日刊NANZO
平成22年 3月 7日号を編集

 昨年の罹患以来、生活習慣病の固まりを緩和しようと日々努力しております。

 入院したと友人に話すと健康食品の勧誘され、医者に頼ると糖尿病も高血圧症も改善されないと直ちに投薬を止め、民間療法をと強く勧められたり。言うとおりにすると余計に悪くなることが懸念されます。

 現在、主治医の指導の下、処方された薬で体調は安定、かつ体重減少も図っています。どういうダイエット法をしたのかと聞かれる方もいます。答えるのはただ一つ、

 

《三食しっかり食べ、今まで2割程度減らして、間食せずに、清涼飲料水を飲まない、無理しない程度に散歩》  

 それだけでゆっくりと体重減少を図っています。血圧も体重減少と投薬で正常値を保っています。民間療法をすすめた人の言うとおりに投薬を停止すると、直ちに血圧が上がり、循環器への負担が増えてしまいます。

 最近は、ダイエット中、生活習慣病により入院したと言わないようにしています。

 重大な話があるとメールを何度も送りつけ、さらにはこれは忠告だと騒ぎ立てるので、話を聞くと、某マルチまがい会社の健康食品を売りつけて来た友人がいました。バックマージンが欲しくて一生懸命だったのでしょう。

 医者の化学療法は危険だ直ちに止めないと改善しない。薬事法に抵触する発言と、 話半分に聞いていました。 

 テレビCMを見ると、軒並み健康食品の通販が充満しています。三食規則正しく暴飲を改め、適正摂取量と熱量をもってバランスに配慮して食べる、これで人間は健康的に生存していけるようになっています。

 くれぐれも医者の指導の元に治療中の人に、化学療法は危険だ、民間療法、健康食品を強く勧めることがなきよう。
 もし、実践させて命に関わったら、その責任はあなた取れますか。