【30周年記念】おしん~授業開始ぎりぎりまでテレビのある教室で視聴した思い出
テレビ放送開始60周年記念の年のNHK朝の連続テレビ小説は、9月いっぱいまで《あまちゃん》。《じぇじぇじぇ》《潮騒のメモリーズ》など視聴者の記憶に引っかかるようなフレーズをふんだんに使いドラマも好評のようである。
30年前の昭和58年に放送された《おしん》は、外国に輸出され、いまだにNHKでも再放送される傑作かつ怪物番組である。
http://www.nhk.or.jp/bs/oshin/
NHKBSプレミアムで毎週日曜日10:00~11:30
6回分まとめて放送
当時は中学生だったころ、朝は8:15から始まり、学校も土曜日が午前中まであったため、登校時間かつ教室にもテレビが設置されていなかった。よってどのようにして見るかが悩みのタネだった。
しかし、おしんみたさの私と同級生が、特殊学級と言われるテレビを設置している教室に集まり、NHKにチャンネルを合わせて、8時30分の鐘が鳴るまで私も含めドラマにはまっていた。鐘がテレビの時刻とわずかにずれて30秒ほど早くなった時など、ドラマが終わった後は、駆け足で教室へ戻ったことがしばしば。
特殊学級担当の先生も、おしんを視聴することには何も言わず、午前中見逃し、昼からの再放送に見に行った日など時々一緒に視聴していたほど、生徒にも先生にも人気であった。
第一部の小林綾子氏主演の少女期の時代は背景を社会科歴史の時間に取り上げた。明治時代生まれの人も身近におり、その人たちの話にも似たところがあったことも、テレビに釘付けになった。
このおしんのモデル。Wikipeadiaのおしんの項目で最近明らかにされたが書きくわえられた。みんなが苦労して築きあげて豊かな社会も、格差社会となってしまった。次の世代の人々が21世紀初めの人々の行動から世の中がおかしくなって苦労が絶えない日々と評価されないように踏ん張るしかない。