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2014-10-26

【コミック工房】スライドを作ろう

 任天堂3DSダウンロードソフト《コミック工房》を用いて、MS-PowerPointにも引けを取らないスライドを作りましょう。
 コミック工房はお絵かきソフト。MS-PowerPointはプレゼンテーションソフトと目的が違います。そのため、スライドの動的効果、図形などは後者が大変豊富で、プレゼンテーション以外にも、活用範囲が広がります。
 コミック工房には残念ながら、スライドの動的効果がありません。それでも、小型軽量の3DSの特性を生かして、手軽に作れる点を利用しましょう。
■1コマにつき5面のレイヤを活用しましょう。
Photo
 1つのコマあたり5面のレイヤがあります。図に示しました。オーバーヘッドプロジェクタ(OHP)を使った記憶がある人は、透明なOHPシートを5枚重ねて背景や文字を重ねるような手法と思えばピンとくるでしょう。コミック工房のレイヤは5面まで、ただし、合成をすれば、また面追加が可能になっています。
 図に示したスライド作成例は、4面用います。
■スライド構成
 見本は4面を使い、2枚のスライドを表現しました。
 レイヤ1  背景
 レイヤ2  枠と題字
 レイヤ3 文字と横罫線
 レイヤ4 文字と横罫線

 レイヤ3と4を交互に消して、いったんBボタンで抜け、エディットモードからプレビューモードに移り、Xボタンで写真化します。
 ・レイヤ1 背景
 Photo_2
 ・レイヤ2 枠と題字
Photo_3

・レイヤ3 スライド1 文字と横罫線
Photo_4
・レイヤ4 スライド2 文字と横罫線
Photo_5
 4面のレイヤの完成後、
  1)レイヤ4を非表示にしてスライド1
  2)レイヤ3を非表示にしてスライド2

そ表示させ、写真化すれば2枚のスライドができあがります。
 1)スライド1
Photo_6
 2)スライド2
Photo_7
 漫画・イラストを描くために特化したソフト。文字(貼り込むと画像化)、写真が扱え、写真をシールのように貼り込み、流し込み出来るなど、自由度が高い。電子文具としても大いに使えます。画面のサイズが小さいものの、シャープの電子ノートより高度な使い方も出来ます。