【スライド手帳】画期的なスライド手帳をヒントに、使いやすくする。
年末、手帳の売り場には山のように年間予定表、週間予定表の《ダイアリー》が書き込める手帳、加除式の《システム手帳》の用紙が文具店・書店に並んでいる。
厚紙表紙のダイソーの年間予定表が書き込める手帳は、机に立てて、カレンダーの役割にも使える。
システム手帳の週間予定表紙の両側に穴を開け、ページを平行移動させて使う画期的な手帳が売られている。
わざわざページをめくって、2週間分の予定を確認する手間を省け、週間の進捗状況が確認できる着想はすばらしい。両側に穴を開けただけ、単純な工夫で効率が上がる。お勧めの手帳。買いである。
ケガによる負傷で、手先に麻痺が残り、十分な動きがまだ難しい現在。システム手帳のリングを広げて移動させる作業もつらい。
システム手帳の加除と、このスライド手帳の並行移動させる着想を踏まえて、自分なりに工夫する。準備する文房具は、百均で手に入る、以下のもの。
ダイソーで購入してきた、はがきホルダ(左)と、50枚入りの私製はがき。はがきホルダは通年販売されている。年賀状の時期は特に準備されていて購入しやすい。
ダイソーの50枚入り、私製はがきは郵便番号枠が省かれ、小さく、POST CARD,Stamp hereだけが印刷されている。また、紙の色も何色かあり、色分け分類も可能だ。
Word等を使い、用紙をはがきに設定し、好みの週間予定表を作る。
これを印刷させる。裏返して印刷すれば、両面印刷の完成。これをはがきホルダに入れて持ち歩く。はがきは、裏返して入れ直せば、スライド手帳に近い使い方ができる。
難点は袋から取り出して書き込む必要がある点。筆記が困難に近い状態なので、あらかじめ印刷して間に合わせる。または、取り出して、はがきホルダの表紙にクリップまたは、クリップボードに挟んで書く代用策もある。
はがきホルダを使う案は、カシオプリン写ルの写真日記機能で印刷させたはがきを、ホルダに入れれば、簡易な書籍ができるから来ている。スライド手帳のすばらしい着想から、システム手帳の代用に使えないかと考えた結果がこれであった。