« 【キヤノン】幻の加算式電卓 | メイン | 【プチコン】小数点計算の誤差 »

2012-06-01

【電子文具】電子手帳で簡易付箋紙作成機を再現する

 ワープロ専用機が消えて10年以上たった。オールインワンで使い勝手が良かった。その派生品がテープライタ(テプラ・ネームランド)電子文具として活躍している。

 現在、けがの麻痺により手書きがしにくい状況。筆圧をかけなければできる。その欲求を満たす装置がキングジムが出す、マメモ・ポメラであり、手書き文字、スマートフォンから出力する感熱式の付箋紙を作成できるカシオテープライタ、メモプリである。

 とりあえず、過去、電卓メーカーがしのぎを削った電子手帳で感熱式付箋紙作成機を再現してみた。まずは完成図を。
9006010009
【写真】電子手帳を使った簡易付箋紙作成機

機器構成:
入力 シャープ 電子手帳 PA-6300
印字 シャープ カセット・プリンタインターフェース CE-50P

 つなげただけ。ただ、机に置くとしっくりいかない。電子手帳を傾斜つけて置くように工夫する。
 すべてダイソーでそろえてきた。

9006010007 
【写真】電子手帳置台

材料:
テープ
カード立て
すべりにくい吸着シート

9006010006
【写真】ダイソー すべりにくい吸着シート

 このすべりにくい吸着シートは優れもの。なめらかな面にくっつく。何度でもはがして使える。電卓くらいなら傾斜があるカード立てにくっつけても外れずボタン操作もできる。

 袋から取り出すと、薄い保護シートがついている。これをはがすして、カード立てにはりつける。

9006010005

【写真】ダイソー すべりにくい吸着シートをカード立てに貼ったところ。

 
ほこりよけに保護シートの1枚をカード立てからはみ出た部分に貼り、補強のためにテープを貼る。これで工作は終わり。ためしに関数電卓を貼ってみる。

9006010002
【写真】関数電卓を貼ったところ

 写真撮影をするのに使えそうだ。これに電子手帳を貼ってプリンタをつないで完成である。それはすぐにはがせるため、片づけも容易である。電子手帳に印字するデータを入力して印字。

9006100010
【写真】CE-50Pで印字動作中

 このプリンタは57mm幅の感熱ロール紙を使用する。手元になかったため、ワープロ用の感熱紙を切って印刷。その感熱紙は小さく巻かないと、フィードできない難点が。感熱ロール紙は、スーパー・コンビニなどのレジで多く使われている。事務機器店もしくは通販で入手しよう。

 付箋紙のようにするには、スプレーのりを使う。これもダイソーで売っていた。便利なのりだが、火気・高温それに閉め切った部屋での使用厳禁である。