【電子文具】電子手帳で簡易付箋紙作成機を再現する
ワープロ専用機が消えて10年以上たった。オールインワンで使い勝手が良かった。その派生品がテープライタ(テプラ・ネームランド)が電子文具として活躍している。
現在、けがの麻痺により手書きがしにくい状況。筆圧をかけなければできる。その欲求を満たす装置がキングジムが出す、マメモ・ポメラであり、手書き文字、スマートフォンから出力する感熱式の付箋紙を作成できるカシオテープライタ、メモプリである。
とりあえず、過去、電卓メーカーがしのぎを削った電子手帳で感熱式付箋紙作成機を再現してみた。まずは完成図を。
【写真】電子手帳を使った簡易付箋紙作成機
機器構成:
入力 シャープ 電子手帳 PA-6300
印字 シャープ カセット・プリンタインターフェース CE-50P
つなげただけ。ただ、机に置くとしっくりいかない。電子手帳を傾斜つけて置くように工夫する。
すべてダイソーでそろえてきた。
材料:
テープ
カード立て
すべりにくい吸着シート
【写真】ダイソー すべりにくい吸着シート
このすべりにくい吸着シートは優れもの。なめらかな面にくっつく。何度でもはがして使える。電卓くらいなら傾斜があるカード立てにくっつけても外れずボタン操作もできる。
袋から取り出すと、薄い保護シートがついている。これをはがすして、カード立てにはりつける。
【写真】ダイソー すべりにくい吸着シートをカード立てに貼ったところ。
ほこりよけに保護シートの1枚をカード立てからはみ出た部分に貼り、補強のためにテープを貼る。これで工作は終わり。ためしに関数電卓を貼ってみる。
写真撮影をするのに使えそうだ。これに電子手帳を貼ってプリンタをつないで完成である。それはすぐにはがせるため、片づけも容易である。電子手帳に印字するデータを入力して印字。
このプリンタは57mm幅の感熱ロール紙を使用する。手元になかったため、ワープロ用の感熱紙を切って印刷。その感熱紙は小さく巻かないと、フィードできない難点が。感熱ロール紙は、スーパー・コンビニなどのレジで多く使われている。事務機器店もしくは通販で入手しよう。
付箋紙のようにするには、スプレーのりを使う。これもダイソーで売っていた。便利なのりだが、火気・高温それに閉め切った部屋での使用厳禁である。