【長崎バス】茂木・飯香の浦~潮見町・網場経由~矢上線探訪
平成24年11月13日の長崎バスウェブサイトにおいて、茂木・飯香の浦~潮見町・網場経由~矢上線の運行開始の案内が発表された。東長崎地区には長崎県営バスのみ路線であった。
■路線設置の理由
路線開設の理由は次のとおりである。
《
これまで日吉~潮見町間は路線バスや他の公共交通機関の運行がありませんでした。
現在、日吉地区の方々は、通院・買い物など東長崎方面への依存度も高くなっております。昨今、少子高齢化が進む現状から、上記公共交通空白地帯の解消と、東長崎方面への運行の声が、多数寄せられていました。
今回の路線については、地元自治会からの強いご要望もあり、その声に応えるべく、この度の運行開始となりました。運行本数は、1日に4往復、車両も中型車デザインをリニューアルし専用車輛にて運行致します。新路線は、通学・通院・買い物など地域住民の足となり、皆さま方のニーズにお応えできるものと考えておりますので、今後のご利用をお願い申し上げます。
》
11月19日開通式の模様がNBC長崎放送のローカルニュースで伝えられた。
【写真】NBC 報道センターNBC 平成24年11月19日放送分
長崎半島の東側、日吉から潮見町間の県道34号線は今までバス路線が存在しなかった。位置関係をGoogleマップから編集した図を掲載する。
■位置関係図
■路線図
長崎バス路線図の更新が平成24年11月24日現在未了のため、長崎バスと県営バス路線図を引用し編集した。
(1)長崎バス路線図より
■経路
1)茂木~太田尾~潮見町~春日町~網場~東望切通~ジャスコ前~東長崎農協前~矢上
2)飯香の浦~太田尾~潮見町~春日町~網場~東望切通~ジャスコ前~東長崎農協前~矢上
各2便の運行。茂木・飯香の浦行き方面行きのみペンギン水族館前バス停に停車。
バス停について長崎県営バスの重複区間(潮見町~矢上)について、長崎県営バス既存バス停とほぼ同じ位置。新たにバス停標を設置している。
・位置相違バス停 潮見町バス停
長崎バス路線は県道34号線に設置。
・位置は同じ、名称が相違。理由は長崎バス側に既存のバス停名称があるためである。
長崎バス:春日大石 県営バス:大石
長崎バス:春日尾上 県営バス:尾上
長崎バス:東望切通 県営バス:切通
・県営バス、番所橋の位置はには未設置。
■車輛
中型車輛を2台配備。そのうち1輛を撮影した。写真は1903号車である。
■バス停写真撮影
開通から4日たった11月23日、この区間をぺんぎん鉄道さまと共同にて、茂木からたどりバス停の風景を撮影した。今回は、長崎バスの新設バス停の山川河内橋バス停から矢上方面に向かって開始した。
【山川河内橋バス停】(さんぜんごうち)
バス停の時刻表掲示部には11月19日(月)から運行開始とシールがはられている。
【樽水バス停】
【春日大石バス停】
【春日町バス停】
【春日車庫バス停】※春日車庫前には長崎県営バス春日車庫がある。
【春日尾上バス停】
【小崎バス停】
【ペンギン水族館前バス停】※茂木・飯香の浦行きのみ停車。長崎ペンギン水族館前入口にある。
【網場道バス停】茂木・飯香の浦行き乗降 ※県道34号線起点
矢上方面乗降 ※ここから国道34号線区間
【ジャスコ前バス停】※現在はイオン東長崎店であるが、旧名称が親しまれているため踏襲。県営バスも変更してはいない。
【かき道橋前】橋を渡った交差点を曲がり国道251号線を離れる。
【東長崎農協前】※現在はJA長崎せいひ東長崎支店 旧称が親しまれているため踏襲。この先国道34号線に再び入る。
【矢上バス停】東部地区にこにこセンター前が終点となる。
現在降車専用のため《のりば》の文字が省かれている。